生活のノイズ

５月５日。こどもの日。いい天気で、虫干しには絶好だ。

溜まっている用件が２，３あり、気になることは気になる。煩わしい気持ちも起きる。用件がなければ楽だと思いたくもなる。

しかし、それでいいのかというと話は別だ。生活している以上、用件もトラブルも起きる。避けられない。こういうことがなければ、とも思う。生活する上で、必然的に生ずるノイズである。

何も用件もトラブルもない生活はどうなるか。雑音が耳障りなのは当たり前だが、では雑音が全くない部屋にすむことを考えてもらいたい。

おかしくなりますよ。

生活する上で生ずるトラブルは、生きる糧である。世界一周クルーズで、いわば生活は何もない状態を続けて考えたことは、トラブルや日常生活の煩雑さを避けることは誤りである、ということである。

我々は、そういう煩雑な日常生活によって鍛えられているということである。楽な生活は、能力も気力も奪う。

逃げようと受け身になってはいけない。余計に泥沼にはまる。ヒーリングやメディテーションに逃げ込んではいけない。問題はそのまま残るのだから。

精神科の医者に行けば、なにやら便利な病名をつけてもらえるだろう。しかし、問題が解決するわけではない。

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