馬堀海岸(日本の渚１００選）

日和がよく、どこかに出かけたくなる。とはいえ、遠出はまだ控えたい。近場だと鎌倉になるが、ゴールデン･ウィークでは大混雑だろう。人混みの中には行きたくない。

鎌倉は世界遺産に落っこちたが、なぜわざわざ世界遺産に登録したいのか、理由がわからない。富士山にしてもそうだ。世界遺産にならなくても観光客は来る。

世界遺産など、そもそも過疎地対策だと思っていたので、富士山、鎌倉のケースは理解できない。

鎌倉はゴールデン･ウィーク以後の暇な平日に行くことにし、馬堀海岸を歩くことにした。初めて行くところだ。馬堀海岸は日本の渚１００選に選ばれている。

京急線で、横浜から堀ノ内まで乗る。横須賀中央駅で降りて歩いた方が距離があるが、長いウォーキングは自信がない。堀ノ内駅からはさして歩かなくてすむ。

堀ノ内駅から海岸方向へ歩く。１５分ぐらいで、馬堀海岸に到達する。椰子の木を植えた直線道路が美しい。海岸線は護岸工事がされていて、遊歩道がある。「渚」という言葉には当てはまらない。海の中にはテトラポットが置いてあり狭苦しい。釣り人が多かった。のんびりした風景である。

遊歩道からは横須賀の中心部と猿島がよく見えた。対岸は房総半島であり、煙突がかすんで見えたが、新日鉄の君津製鉄所だろう。

馬堀海岸から走水まで４キロである。走水は行ったことがあるので、手前のヴェルニーの水まで歩く。４０分ぐらいだった。ここからバスで京急馬堀海岸駅に戻る。

家を出たのが８時４５分頃で、帰りに横浜に寄ったが、１３時には家に戻っていた。昼寝すると、疲れがとれる。だいたい、この程度だと翌日に響かない。

最近は昼寝しないとてきめんに翌日に響くようになった。

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