身体に意識を合わせる

ゴミ出ししていて、息切れが甚だしくなった。老化がすすんでいる。

これでは７２歳まで健常であろうとする予定が狂ってきそうだ。

老化は止められるとか、筋肉増強は可能だとか、老人に希望を持たせる本が出版されているが、そういうこともありえるだろう。

アンチエイジングが脚光を浴びるご時世である。

ただ自分の過去を振り返れば、運動などまったくしてこなかった。ちょっときつい体操をすれば、一日で体が痛くなり続かない。

老化とは、一言でいえば、徐々に障害者になる、ということだろう。

死も間近に迫ってきている。五体満足、生き生きと動けた昔は戻らない。意識は昔のイメージのままで、身体は衰えてくると、なんとか昔のようにならないかと思いたくなる。意識は現状の変化を認めたくない。

ここは、身体の状態に意識を合わせたい。それを邪魔するのは、自尊心である。自分はまだまだいけると思いたい。だから、ギャップに悩む。

現在の私の病根はここにあると認識した。

これから、どうなる？　試行錯誤していくことになるのだろうか。人生に満点の答えはない。