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サービス付き高齢者向け住宅 [FP]

自宅を引き払い、高齢者向けの賃貸住宅に引っ越すことを考えている。まだ、所用が残っているので、再来年に引っ越しをしようと思っているが、一応前準備でどの程度の賃貸住宅があるか調べている。

ところが、従来の制度が改正され、従来の「高齢者円滑入居賃貸住宅」「高齢者専用賃貸住宅」「高齢者向け優良賃貸住宅」が廃止され、新たに「サービス付き高齢者向け住宅」に1本化された。

今度の「サービス付き高齢者向け住宅」では必ず安否確認と、生活相談サービスが備わっていなければならない。今までの賃貸だけということでは新制度の適用を受けることができず、サービスを付加しなければならない。これは家主にとっては結構な負担になる。

社会福祉法人、医療法人等の職員、または医師などの専門家やヘルパー2級以上の資格を有するものが日中常駐すること、と定められている。

どれだけ新制度に適応できる家主がいるだろうか?

安否確認も負担だが、生活相談サービスとなると、それだけの人材がいるだろうか? 絵に描いた餅にならないか。

まだ、健康に衰えを知らず、賃貸だけでいい、という人もいる。しかし、高齢者は賃貸人からは敬遠される。独居死されると、賃貸住宅の価値が下がる。その部屋は借り手がいなくなるだろうし、他の入居者の退出も避けられない。

「高齢者円滑入居賃貸住宅」(高齢者の入居を拒まない賃貸住宅。登録制。)は存在意義があったし、これからもあるだろう。

新制度ができて、現在は過渡期であるようだ。今は引っ越すのは難しい。制度が熟するには2年程度かかる。

引っ越し先を考えるのは来年の秋からにしようと思っている。


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