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ブルガリア歌劇場「カルメン」 [音楽]

10月6日。15時~18時。東京文化会館でブルガリア歌劇場「カルメン」をみる。

思いがけない演出で、能の影響は明らかだ。「カルメン」は運命劇だが、その部分だけを抽出すると、こういう演出になるのかと思う。

群衆は、カルメンとホセの運命を傍観するだけの存在だ。

セットも抽象的で、蒸留水を飲むような味気なさを感じた。馴染めない。スペインの熱気がまったく感じられない。

第4幕だけは別。

原田慶太楼の指揮は微温的である(ように聞こえた)。(自分の聴力の問題もあるかもしれない。)途中で眠くなった。「カルメン」がこれでは困る。


歌手はカルメン役のゲルガーナ・ルセコーヴァがよく、他の歌手は日本人歌手と変らない。

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