洛北 蓮華寺

２００７年１２月京都旅行。

第一日目。西賀茂。神光院、正伝寺、南に下り、大徳寺塔頭を主に回った。

第二日目。西山の西芳寺（苔寺）を中心に回った。

そして、第三日目。再び洛北へ行く。

京阪本線で終点の出町柳で降り、叡山電鉄に乗り換える。三宅八幡駅で降りて、蓮華寺まで歩く。

ここの住職さんは厳しい人だった。京都の仏教界を代表する保守派だったと思う。参拝客は私一人だったので、長話になってしまった。

京都の建物を全部木造にするという。コンクリの建物は１００年はもたないから、１００年後には全部木造にできるという計画らしい。

はぁ～というしかない。四条通や河原町を思い起こせば、そんなことはあり得ないと思うのが普通だろう。

京都駅はどうなるのだろうか？

境内の写真は２枚だけ。話に押されて、恐る恐る撮影したものである。

門に看板が出ていた。

これを読むと、北山には高層ビルを建てさせないという運動が展開されていたことがうかがえる。

これが８年前のことである。その後、景観条例が施行されて、北山地区には高層ビル・マンションは建築できないことになった。仏教会の運動は成功した。

京都の寺院勢力の強さがわかる話である。こういってはなんだが、京都の仏教界は”闇の権力”である。表面的に観光するだけにとどめておきたい。

＜御朱印＞

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