「海賊バラクーダ」(フランク・ボーゼージ) [映画]
海賊映画コレクションの一枚。これは正調の海賊映画だ。
1945年製作。監督がフランク・ボーゼージ、主演、ポール・ヘンリード、モーリン・オハラ。
監督のフランク・ボーゼージは第1回、第5回のアカデミー賞監督賞を受賞している。全盛期は、1920年代、30年代だろう.この映画の製作当時は、プログラム・ピクチャーの監督だった。
主演の海賊バラクーダを演じるポール・ヘンリードは「カサブランカ」でイングリッド・バーグマンの夫を演じていた。オーストリア=ハンガリー帝国の出身で、本名は、パウル・ゲオルク・ユリウス・ヘアンリート・リッター・フォン・ヴァッセル=ヴァルティンガウという。貴族の出身である。
こんな長ったらしい名前、本人だってきちんと云えるかどうか??
相手役のお姫様はモーリン・オハラ。ジョン・ウェインの相手役、ジョン・フォード監督作品が記憶に残る。「オハラ」は典型的なアイルランド系の名前である。1938年、渡米前のアルフレッド・ヒッチコックのイギリス最後の作品「巌窟の野獣」が最初の出演作だろうか。ヒッチコックにしては珍しい時代劇だった。1920年生まれだから、この時18歳。まだ存命中で、今年は95歳だ。
燃えるような赤毛が特徴の女優で、この映画でもお色気をふりまいている。艶めかしい。テクニカラーには赤が似合う。唇は真紅だ。
カラー映画には、カラー・コンサルタントがついていた。色彩設計を担当した。この映画のカラー・コンサルタントは、ナタリー・カルマスである。
こういうことを思い出すのも、昔の映画を見る醍醐味というものだろう。
海賊バラクーダがグラナダの太守アルヴァドラに嫁ぐメキシコ太守のお姫様を誘拐し、船上で強引に結婚式をあげる。しかしお姫様には手を付けない。その真意は?
話の展開はややこしい。最後はドタドタと万事目出度しで終わる。拍子抜けしてしまうが、映画はこんなもの。
1945年製作。監督がフランク・ボーゼージ、主演、ポール・ヘンリード、モーリン・オハラ。
監督のフランク・ボーゼージは第1回、第5回のアカデミー賞監督賞を受賞している。全盛期は、1920年代、30年代だろう.この映画の製作当時は、プログラム・ピクチャーの監督だった。
主演の海賊バラクーダを演じるポール・ヘンリードは「カサブランカ」でイングリッド・バーグマンの夫を演じていた。オーストリア=ハンガリー帝国の出身で、本名は、パウル・ゲオルク・ユリウス・ヘアンリート・リッター・フォン・ヴァッセル=ヴァルティンガウという。貴族の出身である。
こんな長ったらしい名前、本人だってきちんと云えるかどうか??
相手役のお姫様はモーリン・オハラ。ジョン・ウェインの相手役、ジョン・フォード監督作品が記憶に残る。「オハラ」は典型的なアイルランド系の名前である。1938年、渡米前のアルフレッド・ヒッチコックのイギリス最後の作品「巌窟の野獣」が最初の出演作だろうか。ヒッチコックにしては珍しい時代劇だった。1920年生まれだから、この時18歳。まだ存命中で、今年は95歳だ。
燃えるような赤毛が特徴の女優で、この映画でもお色気をふりまいている。艶めかしい。テクニカラーには赤が似合う。唇は真紅だ。
カラー映画には、カラー・コンサルタントがついていた。色彩設計を担当した。この映画のカラー・コンサルタントは、ナタリー・カルマスである。
こういうことを思い出すのも、昔の映画を見る醍醐味というものだろう。
海賊バラクーダがグラナダの太守アルヴァドラに嫁ぐメキシコ太守のお姫様を誘拐し、船上で強引に結婚式をあげる。しかしお姫様には手を付けない。その真意は?
話の展開はややこしい。最後はドタドタと万事目出度しで終わる。拍子抜けしてしまうが、映画はこんなもの。
タグ:海賊バラクーダ
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