沖縄旅行 １月１５日～１９日

ー沖縄へ旅行に行ってきたんですってね。暖かくてよかったでしょ。

ーそれが寒かった。横浜と変わらない。コートにマフラー、手袋。下着はヒートテックの長袖。避寒のつもりで行ったのに、当てが外れた。

ーそんなに気温が低かったんですか。気象情報だと、横浜より遙かに気温は高かったですね。

ー横浜よりは気温は高い。しかし、風が強かった。北西の風という。冬の風は身にしみる。

－どこかへ行きましたか。

－首里城で半日、南部の戦争遺跡で１日。最後の日はダウンして、もっぱら読書だった。南部をタクシーでまわったときは、青空になって、比較的暖かだった。それがかえって災いしたのか、バテてしまった。

　体力がなくなった。今度の旅行は４泊５日だったけれど、実質的には３日だった。最初と最後は飛行機の移動で終わったから。３日は無理だと改めて感じた。３泊４日が限度だ。

　もっとも旅行する意欲も薄れてきたけれど。那覇のホテルで考えたよ。今年は、生活スタイルを変えた方がいいんじゃないかって。

ー印象に残ったのはどこ？

ー南部の戦争遺跡だろうか。バテてホテルで読んだ本が「永遠の０(ゼロ）」だった。映画化されて評判になっているね。零戦と特攻の話だ。この本には、太平洋戦争中の日本軍批判がある。沖縄戦と合わせて考えさせられた。

ーそうですか。

ー考え出すと、止まらないときがある。映画の「永遠の０（ゼロ）」も見に行こうと思っている。

ー首里城はどうだったんですか。二度目でしたね。守礼門はいかがでしたか。”日本三大ガックリ”の名所と云うことになっていますが。

ー前に見たときはガックリした。チープな書割に見えたからね。今回はなかなかのものだと思ったよ。なぜ前のときに安っぽく思えたのかな。

　写真はこれだよ。

ーチープには見えませんがね。

ー「門」というと、神社やお寺の楼門を想像してしまうだろ。その先入観があるので、軽く見られるのではじゃないかな。この門だけ単独に道に建てられていることもあるだろう。

　これは復元したものだ。首里城は沖縄戦で破壊されてしまったので、現在のものは復元したものだ。まだ全部復元していない。まだ復元中のものもある。

　復元したものでも世界遺産になるのかという疑問はあるけど。

ー補修はよくて、再建はダメだと云うことはないでしょ。ユネスコに何か基準があると思うんですがね。こういうことは考えても仕方ない。

　”三大ガックリ”というのはなんですか。

ー有名な観光名所で、行って見るとガックリするもの。

ーそんなところはいっぱいあるでしょ。旅行会社の誇大宣伝のせいです。大げさに宣伝するでしょ。守礼門は写真ではひどくないと思いますよ。

ー本当にガックリ来るのは、高知の播磨屋橋かな。これはダントツ。札幌の時計塔もあげられているが、これは本体はガックリ来るようなものではないんだ。周囲にビルが建ち並んで見栄えがしなくなっただけ。

ー南部の戦争遺跡はどうだったんですか。

ーこれは別の日に話すことにしよう。考えがまとまらない。

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