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2013年11月1日 日誌 [雑感]

朝は、被害妄想気味。感情の振幅が大きい。これは危険な兆候である。デパス錠で抑える。

だいたい、不安を感じることの95%は起こらない。書き出してみれば、なんと言うことはないのだが、書き出すまでが時間がかかる。

自分の持ち物の整理を続行する。いかに下らないものを溜め込んでいたかがわかる。

メモ類もなお大量にあった事を知ったが、中身を見れば、書いていることは今と変わらない。かなり落胆した。30年も40年も何を考えていたのだろう。

1冊あれば、私の考えはわかる。その他は、同じことの繰り返しに過ぎない。

廃棄した結果は、大量のゴミ袋になった。

以前なら、残しておいて、読み返そうという気にもなったかもしれないが、執着心はどんどんと弱まっている。従来の弱まり方とは違う。

この世に対する未練が薄くなった。こうなってしまうのかと自分でも意外だった。

死が近づけば、こうなるものなのかもしれない。これも自然現象と理解しておこう。執着心はなくなるが、モノを整理するには体力が必要だ。執着心が薄くなり、まだ体力のあるうちがチャンスなのだ。タイミングを逃してはならない。


夜、昔の同僚2人と、伊勢佐木町の"とらふぐ亭”へ行く。半額サービス。予約してあったので席は確保できたが、時間は1時間半と決められていた。

ふぐの刺身、ふぐの唐揚げ、ふぐ鍋と盛りだくさんだった。これで2500円。満腹になった。

私を含め3人とも単身生活者である。一人は奥さんに逃げられた。あとは未婚。税理士を開業しているものが71歳になるが、結婚しなかったのは失敗だったという。今まではあからさまに言うことを避けていたが、率直に言えるようになった。高齢者は怖いものなし、言いにくかったことも言えるようになる。

未婚という事実は重い。。未婚だったと言うことは人生の本道を歩かなかったという負い目は残る。高齢になればなるほど、その感を強くする。

時、既に遅し。失われた過去は戻らない。心に寒風が吹き通る。

まだ仕事に打ち込むものあり、勤行に打ち込むものあり。私は……人生の整理を急いでいる。

社会保障と言うが、現在の社会保障は、若年層からの収奪にほかならない。社会保障という美名に欺されてはならない。

恩恵を受けている高齢者がそう発言するのだから間違いない。


伊勢佐木町からみなとみらいまで歩く。ホテルの灯は煌々としていた。明日から3連休。稼働率は高い。

大観覧車の時計は夜の9時を示していた。
タグ:とらふぐ亭
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