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日フィル サンデーコンサート [音楽]

日時:2017年9月18日 14時~
場所:東京芸術劇場

指揮:下野竜也
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

曲目:①モーツァルト ピアノ協奏曲第23番(ピアノ:キム・ヒョンジュン)
      アンコール:プロコフィエフ 「四つの小品」より”悪魔的暗示”

   ②モーツァルト ミサ曲ハ短調<大ミサ曲> ソプラノ:石橋栄実 隠岐彩夏 
                        テノール:小原啓楼
                        バリトン:宮本益光

ピリオド系の演奏スタイルではなく、昔ながらの安心して?聴ける演奏だった。23番は、秋にふさわしい曲で、特に第2楽章は心にしみるものがある。紅葉の中を一人散策する時はこの曲がベストだ。

演奏は安心して聴けたが、どこか腰が重たい。第3楽章は躍動感が欲しかった。アンコールは、プロコフィエフの超絶技巧曲だったが、女流の限界を感じた。

<大ミサ曲>は未完の作品ということである。キリエ~ベネディクトゥスはベーレンライター版、アニュス・デイはブライトキプフ版を使用した。前半はモーツァルトらしいが、段々と普通のミサ曲になり、最後は終わったことが分からなかった…。

歌手は石橋栄実が目立った。下野竜也の指揮は初めて聴いた。今年の正月に旅行で一緒になった人が下野の指揮を褒めていた。重厚な演奏をするタイプに思えるが、判断保留。
タグ:下野竜也

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