東京十社 王子神社

秋らしくなり、外出にはもってこいの季節だ。東京十社をまわろうと王子駅まで出かける。

東京十社とは、根津神社、神田神社、亀戸天神社、白山神社、王子神社、芝大神宮、日枝神社、品川神社、富岡八幡宮、赤坂氷川神社をいう。巡拝路図をもらったが、歩いて回ると、合計で、十里七丁だと記されている。

東京十社とは言いながら、現在の東京の東の部分しかない。江戸時代以前の古社だとこういうことになる。北は王子、南は品川、東が深川、西は赤坂である。赤坂といえば、今では東京の真ん中であるが、ここが東京十社の西端になっている。

王子駅をおりると、親水公園がある。公園からあがれば、境内に入れる。社務所の横に出るのだから近道ということになる。

正式に参拝するのならば、鳥居のある道路側から入るべきかもしれない。

王子神社という名前は、熊野信仰に由来する。熊野十二所権現の一つ、若一王子宮を１３２２年にここに勧請したからである。王子という地名もここに由来する。

１０月にはいっており、明日、明後日の天気はおもわしくない。そのためか、七五三のお宮参りが多かった。

最近の御朱印ブームを反映して、朱印帳を持った人が多く、社務所前で１０分ぐらい、朱印待ちをした。

王子神社の名物は大銀杏である。

＜御朱印＞

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