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修学院離宮 [旅行]

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修学院に行くには、出町柳駅で叡山本線に乗り換え、修学院駅でおりる。駅から徒歩で20分ぐらい。京都の東北の郊外に位置する。

ここからは、比叡山の稜線が富士山のようになだらかに見える。後水尾上皇はその姿を好んで、この土地に修学院離宮を造った。1659年に完成した。

門の外で開門を待つ。

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不勉強だが、修学院離宮については、何も知らなかった。漠然と、日本庭園をイメージしていた。それは大間違いだった。

修学院離宮には3つの離宮がある。下離宮、中離宮、上離宮である。それぞれ、距離を置いて点在している。3つの離宮の間はというと…、段々畑である。

全体を見渡すと、広大な段々畑に3つの離宮(=庭園)が造られた。自然を借景として意識して造られたという。その点、閉鎖空間に自然を凝縮して鑑賞しようという普通の庭園とは異なる。

従って、離宮が点在している分、参観時間も1時間15分かかる。

入口には下離宮近くにある。まず下離宮から参観する。

寿月観の建物がある。

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下離宮から中離宮へと移動する。路の両側には松が植えられている。明治以降に植えられたものであるという。江戸時代には、普通の田舎の畦道だったという。

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松の間から、段々畑が見える。何も知らずに見たら、農村の風景である。

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中離宮は、下離宮の右手にある。敷地の半分は林丘寺になっているので、ここはやや狭め。

楽只軒がある。

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中離宮から上離宮へ歩く。上離宮は、池泉廻遊式庭園であり、一番見栄えがする。

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池は、浴龍池と呼ばれている。

片側に池泉廻遊式庭園の浴龍池を見、もう片側は、段々畑を見下ろすという、珍しい体験をした。

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タグ:修学院離宮
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