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2014.12.06 西新井大師 [旅行]

12.06 土曜日。西新井大師参拝。西新井大師の正式の寺名は総持寺であるが、だれも総持寺とは呼ばない。通称があるということは、それだけ参拝者が多いということである。

西新井大師は、関東三十六不動霊場の第26番札所である。というよりも、ここは関東三大師の一つとして有名である。関東三大師とは、川崎大師、西新井大師、佐野厄除大師をいう。

横浜からは遠い。東京を縦断するかたちになる。なんとなく、西新井というと、埼玉県にあると錯覚してしまう。

東急東横線・中目黒駅から東武線直通の日比谷線に乗り、西新井駅で下りる。ここで大師線に乗り換える。大師線は不思議な路線であって、大師前駅しかない。始点が西新井駅、終点が大師前駅である。

わざわざ西新井大師参拝のために敷設されたようにみえるが、実際は、当初はもっと西に延びる予定であったらしい。大師前駅まで敷設して、頓挫してしまったのが真相である。結果として、一駅しかない支線ができあがった。

大師前駅は、駅は立派だが、無人駅で、駅員はいない。精算は西新井駅で行う。知らないと、戸惑う。 ↓

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関東三大師の一つで、参拝者も多いので、門前町が形成されている。

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境内は、花を売る店、屋台もあって、やや雑然としている。

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縁日なのかとお寺の人に訊くと、そうではなく、土曜、日曜はお店が出るのが普通なのだそうである。下町っぽい土地柄であるらしい。

(本堂)

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不動霊場廻りなので、当然、不動堂も参拝した。

(不動堂)

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不動堂から本堂を見る。

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護摩修行が始まったところだった。

西新井大師は弘法大師の創建である。悪疫を封じ込める水が、寺の西しい戸から湧き出たということで、西新井と呼ぶようになったものである。

その水は、現在の本堂の裏にある奥の院から湧いたということである。

(奥の院)

026西新井大師 (14)a.jpg


現在は、本堂の西側に日本庭園風の池があり、こんこんと水が流出している。滝の水量もすごい。もちろん人工的なものだが、寺の名前からいうと、こうしないと治まらない。

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026西新井大師 (17)a.jpg


境内で珍しいものを見た。三匝堂(さんそうどう)である。栄螺堂(さざえどう)ともいう。江戸時代に流行ったもの。一見すると、不格好な三重塔にみえるが、そうではない。

(三匝堂)

026西新井大師 (19)a.jpg


タグ:西新井大師
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