飛不動尊 正宝院

飛不動尊・正宝院は関東三十六不動霊場の２４番札所である。

所在地は、クール・ジャパンの代表、吉原の近く……。

浅草鷲神社からも近いので，一の酉で鷲神社を参拝したあと、飛不動尊を巡った。

路地裏にあり、しかも入口が狭い。寺院らしくない寺である。初めての時は，見つけにくい。これは同じ浅草にある２３番札所の橋場不動尊も同じである。注意しよう。

飛不動尊のノボリと提灯を目当てにする。

境内は狭い。

飛不動尊の名前の由来は以下の如し。

住職がこの本尊を背負い、大峯山へ修行にでかけた。江戸の信者は，本尊の分身を携えて日夜祈願していたところが、ある日、本尊が大峯山から江戸へ一夜で飛んできたという。ここから飛不動尊と名付けられた。

「飛」不動尊なので、現代では、航空関係者、飛行機の乗客が安全祈願をするようになった。現代にマッチし，変貌を遂げたといえる。「飛行護」を授与される。

私は，飛行守としては、穴守稲荷神社のものを持っているので、飛不動尊に来るのは，不動霊場巡りのためだけである。

ちょっと気がつきにくいが、入口上のアーチは，何か、洋食レストラン風である。

こういうものは住職さんの嗜好による。住職さんは、温厚な方と見受けられた。

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