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天安門 [旅行]

天安門のテロ事件を知ったとき、天安門を観光したときを思い出した。天安門は中国の心臓であるから、警戒も厳重だ。

天安門にいる人の半分は公安関係者という話をきいたことがある。売り子に化けたり、清掃人に化けたり、普通の観光客に化けたりしている。

それもそうだろうと思って、かなり用心した。

北京に行ったのが2011年4月で、大震災の直後。原発騒ぎの真っ最中で、日本人は怪訝な顔で見られたものである。

2011年4月北京 202-2.jpg


天安門のお立ち台に上ることができる。もちろん警戒は厳重で、入念なセキュリティ・チェックを受ける。荷物は持って上がれない。カメラだけ。

一人の老人がセキュリティ・チェックに引っかかってしまった。何も持っていなかったのだが、機械が誤作動したらしい。老人の怒り方は尋常ではない。こういう時の中国人はすごい。公安が謝ってもダメである。仁王立ちで、後ろの人が通れない。

結局、我々は他の機械の方に回された。

2011年4月北京 226-2.jpg


お立ち台の上からの眺めは素晴らしい。権力者になった気分になる。なるほど、みんな出世したがるわけだ。

それにしても、どうして天安門でテロ攻撃できたのか、不思議である。


タグ:天安門
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