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国連 常任理事国 [雑感]

ごくごく当たり前に思っていることで、疑問が起きると、なぜなのか、説明のつかないことがある。

国連の常任理事国について、なぜ米露英仏中が常任理事国なのか、疑問に思ったことはありませんか。

国連と美しく誤訳されているが、国連はUnited Nationzで、つまり「連合国」が原義である。日独に対する連合国の意味である。国連憲章にはいまだ日独に対する敵対条項が含まれている。だから、日本が国連中心主義というのは理論的におかしい。

それはさておき、国連常任理事国についての疑問である。日独に対し連合国として勝利に後見したのは米露英である。アメリカとイギリスとソ連がドイツを敗北に追い込んだ。日本を戦闘で破ったのはアメリカのみである。

だから、「連合国」として、アメリカ、イギリス、ソ連(今のロシア)が常任理事国になるのは納得できる。ところが、この3カ国の他にフランスと中国が入っている。

フランスはドイツに占領されていたので「連合国」に入る権利はなかったはず。中国についても同じ。日本と戦闘はしていたが、日本は中国戦線では負けていなかった。

日本はアメリカ一国に負けた。日本人なら、誰しもそう思うだろう。

それでも仏中は常任理事国になった。地政学的意味があったのだろうかと推測するのみ。フランスはドイツに対する牽制、中国は日本に対する牽制のため。隣国だから牽制力も強い。ドイツ、日本は恐れられていた。

と、考えたが、当たっているかどうかは知らない。
タグ:常任理事国
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